ズワイガニが6万6000ドル以上の記録的な価格で販売される

重さ1.2キロのこのズワイガニは松葉ガニと呼ばれ、本州の南西海岸に沿って広がる山陰地方で捕獲される雄のズワイガニに付けられた名前である。

11月6日のオークションの優勝者は、神戸市中央区にある「料理屋うえむら」の店主、上村良介さんだった。

上村さんは11月7日のオークションで、1000万円のカニのほかに、別のカニにも250万円（約1万6600ドル）で入札した。

オークション主催者によると、ズワイガニが２日連続で１００万円以上で落札されたのは初めてだという。

兵庫県但馬水産事務所によると、この価格は2022年に同県の港町・香美町柴山で記録された315万円（約2万900ドル）というこれまでの最高値を上回った。

重さ1.2kg以上など一定の基準を満たした松葉ガニには「浜坂ガニきらぼし」という特別な名前が付けられています。

「冬の味覚」とも呼ばれるこの高級甲殻類の漁期が、富山県西方の日本海で11月6日に始まった。